引き菓子には、ゲストが家に帰ったときの家族へのお土産という意味があって用意するのだそうです。
引き出物を豪華にして引き菓子はなしにしようかと思いましたが、意味を知るうちにやはり引き菓子も用意することにしました。
引き菓子の予算は、一人1000円を目安に探しました。
引き出物の予算が3000円~5000円だったので、上限は高くても6000円にしたかったからです。
実際選んだ引き菓子は、ベルンの「ジョリクール」(1000円税抜)です。ゲストによって変えず、全員にこれをお渡ししました。
ピエールマルコリーニやゴディバなどの有名店のものにすると、当然コストがかかります。
有名店でコストを抑えようとすると、少量になってしまいます。
これだと、見栄っ張りだけど予算がないって言っているような気がしました。
有名店ではないけれども見栄えがよくておいしいものを選ぼうということになりました。
また、賞味期限が長く、小分けになっているもの、というのも選ぶポイントになりました。
例えばホールのバームクーヘンだと、一人暮らしの男性などは食べきれないと思ったからです。
私の引き菓子の選び方は、夫と一緒にデパ地下をめぐり、5種類くらいの引き菓子候補を絞り、全て購入して食べ比べるという方法でした。
やってみて、試食して本当によかったと思います。
自分たちも楽しいし、箱を開けたときの印象や、適量、どれくらいの期間で二人で食べきれるかなどがわかります。
見た目がよくても、明らかに味がイマイチというお菓子もありました。
選んだ引き菓子は、箱を開けるとキラキラした種類の違うプチケーキが入っていて、目を楽しませてくれ、味も全ておいしかったです。
賞味期限は1ヶ月でした。
親族からは「引き菓子珍しくておいしかった」と言ってもらえました。
挙式を終えてみて、ブランド物の小さな引き菓子にしなくてよかったと思いました。